ノートPCで1日中作業していると、だんだん肩や腰がツラくなってきます。視線を上げて姿勢良く作業するために「ノートPCスタンド」を買おうと思ったんですけが、コレが結構良いお値段しちゃいます。例えばこんなヤツだと、だいたい3,000円くらい。
どう考えても高い。というわけで、自作して安く済ませることにしました。
完成品
まずは完成品のご紹介から。
左斜め45度 正面
PCを立て掛けたとき。(正面から) PCを立て掛けたとき。(左斜めから)
角度を調整する機構は付いてません。何しろ、300円ですから。
材料
全部、ダイソーで調達しました。
- 小さい板(木材直方体6本入り) x 3
- 細長い四角の棒(450 x 15 x 15 3本セット) x 1
- 塗料(白) x 1
画像にはL字金具が付いてますが、只の飾りです。なくても、強度的には問題ありません。
材料費
540円。細長い棒と塗料は、別のモノを作った時に余ってたモノを使ったので、実際には324円でした。
工程
すみません。写真撮り忘れたので、かわりに絵で説明します。
1. 骨組みをつなげる
本当は、ホームセンターで売ってる長い木材を自分で切れば、材料費をもっと抑えられます。が、僕のような”にわかDIYer”にとって、木材を正確に切断するのは、けっこうハードルが高いです。
というわけで、『長い木材を、必要な長さに切る』のではなく、『短い木材を、必要な長さになるまで繋げる』方式でいきます。どうせノートPCなんて、重くてもせいぜい2kg程度なので、大した強度は要らないですし。
そこで、ダイソーで売ってる『木材直方体6本入り』を使います。9cm x 1cm x 3cm の小さな板(タバコの箱を縦に半分にしたくらいの大きさ)が6本入りで売ってます。これを、3本づつ木工用ボンドで繋げて、5セット作ります。こんな感じで。

2. ストッパーを作る
PCをナナメに立てかけるので、ふとした拍子に、振動で滑り落ちてしまうかもしれません。これを防ぐために、ストッパーを作ります。
『細長い棒』(15mm x 15mm x 450mm)を、さっき作った骨組みと同じ~ちょっと短いくらいに切断して、6本用意します。厚みのある板をキレイに切るのは骨が折れますが、このくらい細い棒なら余裕です。たとえ多少長さがズレても、機能的には問題無いし。
これを、2本づつボンドで側面をくっつけて、2セットの板材を用意します。

この板材と骨組みのうちの1本を、ちょっと段差を付けてボンドでくっつけます。絵にすると↓↓こんな感じ↓↓

今回、僕のウチに端材が余ってたのでこんな感じにしましたけど、ストッパーの役目を果たしてくれるなら、金具でも別の木材で何でも良いと思います。
3. くっつける
それぞれ、こんな感じで組み立てて、ボンドでくっつけます。

頂点部分をボンドで接合しているトコの面積が小さいので、ココの強度がちょっとだけ不安ですけけど、いまのところ大丈夫。
4. 塗装する
好きな色に塗装します。僕は、木の風合いを残したかったので、水と白いインクを1:4くらいで薄めたモノで塗装しました。
完成
で、完成形がコレ。

脚が地面に対して45度に傾いているので、机には『木材のカド』で接地しています。気になる・机にキズつけたくない・・・って場合は、こんなの↓付けると良いかも。100均でも似たようなの売ってます。
僕はヤスリかけて、角を丸くしただけで済ませましたけど。
この記事は以上です。
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