在宅勤務でのWeb会議が失敗する原因(音声トラブル編)

リモートワーク

こんにちは。サイ蜂です。

先日『リモートワークの方が良い会議ができるよ』という内容の記事を書いたんですけど、当然、うまくいかないことだってあります。

リモートワークの方が『良い会議』ができるのはなぜ?

Web会議がうまくいかないケースは、大きくわけると、音声のトラブルと、会議の準備・進行のマズさの2種類にわけられると思います。その中でも今日は、リモートワークでの会議がどんなときに失敗するのか、音声のトラブルについて考えてみたいと思います。

『Web会議での音声のトラブル』について

音声の遅延が大きいと、うまく会話のキャッチボールが成り立ちません。まるで一昔前の衛生中継のよう。あんな状態で会議をすると思うと、ちょっとイヤになっちゃいますよね。

音声の遅延だけならまだしも、ハウリングが起きたり音声が途切れたり、ひとたび音声のトラブルが起きてしまうと、会議どころじゃなくなってしまいますね。

どんなにうまく会議をファシリテートできる人だって、音声がマトモに通じないんじゃどうしようもありません。音声トラブルへの対処は、会議テクニックをどうこう語る前に、必ず最初にクリアしないといけない問題ですね。

PCのリソースが不足している

Web会議中は、かなりのCPUリソースを消費します。CPUが足りない状態で通話すると、音声が極端に遅延したり、音声が途切れ途切れになったりで、マトモに通話できません。

PCが古くてCPUが非力過ぎるなら、この際、買い換えることをオススメします。

サイボウズの PC 標準機はメモリ 32 GB になりました。去年の 16 GB から倍増。ストレージは NVMe 512 GB にこちらも倍増です。
去年版:https://t.co/p3IveE9KIp

— Yamamoto, Hirotaka (@ymmt2005) 2017年2月21日

ただ、サイボウズ社ならともかく、普通の会社は、そう簡単に買い換えられませんよね。せめてWeb会議中には、ビルドとか自動テストとかウイルススキャンとか、CPUをたくさん使う処理を動かさない方が良いです。

安物のスピーカー・マイクを使っている

ヘッドセットは1000円くらいの安物でも充分です。カネ掛けるのはソコじゃないです。むしろ、会議室に置くようなスピーカーとマイクが一体になっている機器を、よく注意して選んだほうが良いです。

安物だとノイズが酷かったり、エコーキャンセラー(相手のスピーカーから出力された自分の音声を、相手のマイクで拾わないようにする)が効いてなかったりします。

エコーキャンセラー : 音響技術と機器開発 用語補足解説

ノイズは論外ですが、エコーキャンセラーが効いてないと、自分の喋った声が少し遅れてイヤホンから聞こえてきます。これ、相当厄介です。自分の声少し遅れて聞こえるのって、かなり気になって、うまく喋れません。

マイクの近くで、ときどき極端に大きな音を出している

マイクの近くでくしゃみ・咳・物をぶつけたりと、大きな音を出すと、その大きな音量に合わせて、スピーカーの音量レベルが自動的に下がることがあります。

そのせいで、たとえば『通話相手がくしゃみをしてから数秒間、相手の声が急に小さくなる』なんてコトが起きます。

音量の自動調整を止めることもできますけど、面倒だし、そもそも不快なので『マイクの近くで大きな音を立てない、くしゃみや咳をするときはマイクをミュートにする』など、通話相手への気遣いを心掛けましょう。

遅延の大きいネットワーク回線

そもそも、使ってるネットワークの遅延が大きいなら、そのぶん音声も遅延してしまいます。会社のネットワーク環境だと、簡単には改善できないかもしれませんけどね。

けど、あまりにも気になるようなら、すぐに・簡単にできる↓のような対処を試してみてはどうでしょうか。

  • 無線LANを使ってるなら、電波の強いトコロに移動する。
  • スマホでデザリングしてるなら、wifiやbluetoothじゃなくて、USB接続にしてみる。キャリアの電波が強いところに移動する。
  • そもそも無線LANとかスマホのテザリングじゃなくて、有線LANにしてみる。

利便性とのトレードオフですけどね。

遅いWeb会議システムを使ってる

最近はいろんな種類のWeb会議システムがあります。僕は、どのWeb会議システムが遅延が少ないのかわからないですけど、もし会社で導入しようとしてるなら、例えば、appear.inなんかの無償で使えるツールを試してみて、『最低このくらいはクリアしてないと』という基準を持つと良いかもしれませんね。

Redirecting to Appear TV
Dedicated to designing and producing world class equipment and solutions for professional video contribution, remote production, distribution and OTT streaming

『音声だけで良い。映像は要らない。』ってなら、この際割り切って、DiscordやMumbleのような、遅延が少ないって評判のボイスチャットも良いかも。

Discord | Your Place to Talk and Hang Out
Discord is the easiest way to talk over voice, video, and text. Talk, chat, hang out, and stay close with your friends and communities.

仮想デスクトップを使っている

また、最近導入が増えてる(のかな?)仮想デスクトップを利用したWeb会議には要注意です。

音声や映像など、大きなサイズのデータがローカルの端末⇔仮想デスクトップ間で流れるので、通常よりも余計に遅延が発生します。可能なら、ローカルの端末からWeb会議システムを動かしましょう。

citrixなどのVDI環境のベンダーやWeb会議システムのベンダーが個別に『仮想デスクトップ上からのWeb会議』のソリューションを提供してることがあります。『普通に仮想デスクトップ上のWeb会議システムを使ってる風だけど、音声や映像のデータだけ、自分のローカル端末⇔会議相手の端末間をP2Pで通信』して、仮想デスクトップ環境を経由させないようにしてるみたいです。

Citrix Virtual Apps and Desktops - あらゆるデバイスに対応した仮想化ソリューション - Citrix Japan
Citrix Virtual Apps and Desktopsは、データセキュリティの強化、コスト削減、生産性の向上を可能にすると同時に、あらゆるデバイスにあらゆるネットワークを介してアプリケーションとデスクトップを配信するための仮想化ソリューションを提供します。

僕は使ったことないですけど、気になる人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。あまりお手軽な解決策じゃなさそうですけどね。

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