“エンジニアを調達”って言うな

“エンジニアを調達”って言うな

僕は、都内の金融関係の会社のIT部門で働いています。あまり使いたくない呼称だけど、いわゆる社内SEってヤツです。主に、社内外で使う情報システムの企画・開発をやってます。

こうしたエンプラ向けのシステム開発の現場では、時々、とても気分が悪くなるような言葉が飛び交います。僕もこの手の言葉を使わないよう、自戒の念を込めて、記事に残したいと思います。

なお、僕の所属する会社は、一般的に見ればホワイトな部類だと思います。1ヶ月の残業が20時間を超えることは稀だし、残業代は全額支給されるし、CSR活動にも大変力を入れていて「外からどう見られているのか」に神経質なほど気を使っています。

そんな訳で、ここで紹介するような「いやなことば」は、パワハラ的に使われている訳じゃありません。みんな、威圧したり傷つけたりす意図は、まるで無い。だが、それが余計に気分が悪い。

「開発者を調達」

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情報システム部員・御用聞き・手配師なんかが、よくこの手の発言をしますね。

エンジニアは、モノじゃなくて、人です。人を指して調達とは、大変に無礼な話で、真っ当な大人の感覚では、あり得ない言い回しです。

一方で、エンジニア以外の「一時的なマンパワー」のことを調達と表現することは、あまり聞いたことがありません。(コンサルとか、業務委託とか、人材派遣とか。)

おそらく、PMBOKの調達マネジメント(Procurement Management)に由来する表現なのだろうけど、それにしたって非常に高圧的で、社外のエンジニアを見下しているような印象を受けます。

とても嫌な気分になります。

「こまかいこと」

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管理者や「御用聞き・手配師」が、担当エンジニアの具体的な作業内容を指して「こまかいこと」と言うことがあります。「細かいことは、担当のSEに確認しておきます。」というような感じで。

ただ、本当に「こまかいこと」ならよいのですが、「こまかくない」ことも多いです。その背景にはエンジニアの業務の軽視が見え隠れします。まるで『オレ様は、そんな瑣末なことまで面倒みる立場じゃない』と言いたげに。

自分自身では「些末なこと」と「些末でないこと」の区別がつかない。だから、自分の知らない技術的なハナシは「こまかいこと」と言って、自分の立場を守る。御用聞き・手配師に見られる傾向です。

とても嫌な気分になります。

最後に

他にもたくさんあったのだけど、気分が悪くなってきたので、これで終わりにしようと思います。

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