Workfusion RPA Expressを使ってEightからZoho CRMに名刺情報を自動連携する(1)

先日、Workfusion RPA Express から、こんなお知らせが届いていました。

ざっくり言うと「RPAのスクリプト作成コンテストやるから応募して」とのこと。コンテストの「お題」は、こんな感じ。

The Challenge:

Create an automated solution that digitizes your business cards and enters the data into a Salesforce account.

The Rules:

Process the provided set of business cards through your RPA script to extract the following

information:

  • Name
  • Job title
  • Company
  • Phone number

Create new contacts in Salesforce with the above information (you can create a trial account here).

Please note:

Your solution needs to be able to handle exceptions.

あらかじめ用意してある名刺のPNGファイルから、名前・職種・社名・電話番号を抜き取って、salesforceに登録するスクリプト作ってね。例外処理をサボるなよ。』ってコトらしいです。入賞者には、なんと最大$500のAmazonギフトカードプレゼント。

審査基準は、こんな感じ。

Completeness of solution. We want to see how well your solution manages exceptions and accounts for an end-to-end-process.

Presentation quality. Impress us with your screencast, subtitles and sound.

前者はまあ良いとして、問題は後者。プレゼン品質(screencastと字幕・音声)とか言われても。英語のハードル高いです。

何より、salesforceの試用版は30日限定なので、正直、食指が動かない。

・・・という訳で、応募は見送ります。$500は魅力的だけど。

とはいえ、ちょっと面白そうなテーマなので、もっとスモールビジネス&個人事業主寄りの内容をRPAを使って作ってみようと思います。

お題

Eightに登録されている名刺のデータを、自動でZoho CRMに連携する。

何を使う?

1. 名刺管理: Eight

Eight - 名刺でつながる、ビジネスのためのSNS
国内ユーザー200万人を突破。成田凌と青木崇高のテレビCM放送中!

名刺管理のサービスです。スマートフォンで撮影した名刺の画像データを、高い精度でテキストデータ化してくれます。なんと人力で。

人力OCRってコトで、サービス出始めの頃は、割と衝撃的だったのを記憶してます。僕も普通に使ってます。

ここ数年で、いろんなOCRの精度も上がってるみたいですけど、今もまだ人力なんでしょうか?

無料利用できますが、名刺データのダウンロード等の付加機能はプレミアム版(Androidなら400円/月)でないと利用できません。

APIが公開されておらず、名刺データを一括でダウンロードできないので、他のサービスと同期するためには、1件づつ画面を見ながら他のサービスへ手作業で登録しなければなりません。これは面倒。

というわけで、RPAの登場です。

2. RPA: Workfusion RPA Express

RPAは、Workfusion RPA Expressを使います。

Intelligent Automation | WorkFusion
Digitize operations with intelligent automation for your business processes, with solutions that use RPA, artificial intelligence, chatbots and the crowd.

前述の通り、EightがAPIを公開しておらず、無料プランだと名刺データの一括ダウンロードができません。

連携するサービスのうち、片方がAPIを公開してない場合は、どうしても画面からの操作に頼らざるを得ませんので、RPAが有効な手段になりえます。

ただし、RPAは軒並み高価だし、仕組みとして冗長だし、大げさだし、変更に弱いし、密結合だし、UIや画像みたいな不安定なモノを処理の判断基準にせざるを得ないので、ベストな解決策とは言い難いですが。

危ないRPA - 非ITエンジニアのための、RPAを導入する前に知っておきたい6の特徴 - 幻滅期をソフトランディングするために
RPAは、この1年くらいでエンタープライズ系のITメディアに登場する機会が急激に増えました。最近では、目にしない日が無い気がします。これらの情報は、売り手側が発信するものが中心で、かなり強いバイアスが掛かっています。一部には夢や願望

なお、Workfusion RPA Expressは無料で利用できます。

3. Zoho CRM

CRMはZoho CRMを使います。

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Salesforceのトライアル版は30日限定ですけど、Zoho CRMは「機能制限があるけど10ユーザーまで無料」です。

プラン別機能一覧- Zoho CRM
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有償のSTANDARDプラン以上でも、salesforceにくらべたら圧倒的に低価格で機能盛りだくさん。

CRM以外にも、AppCreatorとか色々ついてるので、結構遊べます。

仕様

あらかじめEightとZoho CRMのアカウントは作成されていて、Eightに名刺の画像をアップロードされているものとします。

おおまかに、こんな感じ。

  • ログイン
    • Eightにログイン
    • Zoho CRMにログイン
  • 名刺データの取得
    • Eightから名刺データを取得
    • 既にZoho CRMに登録されていれば、Eightに登録されている内容に更新。
    • まだZoho CRMに登録されていなければ、Eightに登録されている内容で新規登録。

ちょっと長くなりそうなので、Workfusion RPA Expresでの具体的な定義は、次回ご紹介します。

この記事は以上です。

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