在宅勤務での椅子と机の選び方

在宅勤務を始めるときに、自宅にある設備や道具が充分揃っているかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。

PCやディスプレイなんかは、会社から支給されることが多いと思いますが、自宅の机や椅子は私物を利用することになると思います。

すでに立派な机・椅子があるなら問題ありませんが、多くの平均的なサラリーマンは、自宅に立派な書斎を持っていないことでしょう。

この記事では、在宅勤務を始める時に買うことになる『机』と『椅子』についての選び方をご紹介します。

椅子と机の選択が、在宅勤務生活の健康を左右する。

仕事中の大半の時間は座ったまま。オフィスに居る時よりも更に。

普段デスクワークをされている方は、仕事中の大半の時間を椅子に座って過ごしているかと思います。在宅勤務でも同様ですが『オフィスでデスクワークをするよりも、更に長く、机と椅子の前にいることになりがち』だということに、注意が必要です。

私の場合、そして、多くの方も当てはまると思いますが、デスクワークでも意外と立ったり座ったりを繰り返しています。

会議室に向かったり、座席が離れたの人にちょっと話を聞きに行ったり、お手洗いに行ったりコーヒーを淹れに行ったり。

自宅で仕事をする場合は、会議やちょっとした確認なんかは、座ったままWeb会議だったり、slackで済ませます。お手洗いや台所も、オフィスに居るときよりも移動距離・時間ともに極端に短いです。

このように、オフィスにいる時よりも更に長い時間、机と椅子の前で過ごすことになります。

会社が選んだデスク・自分が選んだデスク

オフィスでは、机や椅子を自分で選ぶことは少ないと思います。また、会社にある机・椅子は、比較的大きくて、立派なものを使っているでしょう。

そんなことはない。ウチの会社のデスクはショボい。』と思ったかもしれませんが、普段は意識していなくても、オフィス用のデスクの多くは、家具店やホームセンターで購入できるような家庭用のデスクに比べて、高価でしっかりとした造りになっています。

Amazonや楽天を見ると、安くでオシャレなデスクもたくさんありますが、中にはかなり小さいものもあります。大抵、机の大きさと価格は比例します。

最初は小さな机で充分 と思っても、使っていうるうちに、だんだん物足りなくなってしまいがちです。結局、最初に充分な広さのある机を選んでおいたほうが、結果として安上がりになるかもしれません。

また、会社での『1人あたりのスペース』は、事業所衛生基準規則で定められています。

事業者は、労働者を常時就業させる室(以下「室」という。)の気積を、設備の占める容積及び床面から四メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者一人について、十立方メートル以上としなければならない。

このとおり、労働者1人あたりに対して、かなり広めの空間を確保することを求められています。このことからも『狭い机』で仕事をすることは、あまり褒められたものではないと言えるでしょう。

健康への影響が大きい

ご存知の通り、椅子の良し悪しは、腰痛など、健康状態に大きな影響を与えます。

『仕事用の椅子と机を選ぶ』ということは『一日の大半の時間の、腰と背骨を預けるもの選ぶ』、つまり、『これからの在宅勤務ライフでの健康状態を左右する選択になる』と言えます。

せっかくの『仕事用の机と椅子を自分で選べる機会』なので、より健康に過ごすためにも、よい机・よい椅子を選んでみてはいかがでしょうか。

『あぐら』よりも椅子の方が良いらしいけど、『あぐら』は絶対ダメなの?

一般的に『座椅子にあぐら』よりも、椅子に座ったほうが腰への負担が少ないと言われています。

とはいえ『あぐらの方が落ち着く』という方もいるでしょう。私もあぐら派です。

僕は専門家ではないので、詳しい解説は他サイトに任せますが、『正しい姿勢を保てる座椅子に座る』、『適度に休憩を入れる』、『ストレッチや筋トレなどで腰痛を予防する』など、適切に対処すれば、あぐらでの在宅勤務も問題なさそうです。

少なくとも、今の所僕は問題なく『あぐら生活』を満喫していますが、腰痛持ちの方は注意したほうが良いと思います。

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実店舗とオンライン、どっちで買うのが良い?

実店舗 or オンライン

このように、『たまに座るような自分の部屋の椅子』などではなく『勤務中の殆どの時間を過ごす椅子』ですので、オンラインで購入してしまうは、かなりのリスクを伴います。『普段はAmazon一択だけど、洋服だけは実店舗で買っている。』というような実店舗の使い方とはワケが違います。

オンラインで好みのデザインを物色して、実店舗で実際に座ってみてから購入することをお勧めします。机はともかく、少なくとも椅子だけは。

第三の選択肢 – 自分で作る

腕に覚えがあって時間に余裕があるなら、DIYしてしまうのもオススメです。

仕事用の机には、重量のあるものを乗せることは少ないと思います。せいぜいPCやモニターくらい。机の天板の強度を妥協すれば、市販品よりも相当安く、自分好みの机を手に入れることができます。

意外と簡単に作れますし、カスタマイズや修理も思いのままです。安価な市販品の場合、ちょっとした部品が壊れたときに、修理が難しくて買い替えが必要になってしまうこともあります。

ただし、椅子は要注意です。『長時間座っても快適な椅子』を作るのは、かなり難易度が高いですし、何より机と違って『充分な強度』が絶対に必要です。一歩間違えれば大怪我の元です。

椅子の自作は、ウデに自信のある方だけにしておいたほうが、良さそうです。

僕は、『にわかDIYer+座椅子派』なので、『市販のちょっといい座椅子+自作のローテーブル』にしています。

参考: 在宅勤務のために用意しておきたい8個のアイテム

さいごに

このように、在宅勤務での椅子・机は、1日の大半を過ごす環境になり、健康にも大きな影響を与えます。うっかり適当なモノを選んで後悔しないよう、慎重に、自分にあった良いものを、実際に試してみながら選ぶことをお勧めします。

たぶん、こまごましたインテリア・小物にお金を掛けるよりもずっと、良い投資になると思いますよ。

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