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在宅勤務でのWeb会議が失敗する原因(音声トラブル編)

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こんにちは。サイ蜂です。

先日『リモートワークの方が良い会議ができるよ』という内容の記事を書いたんですけど、当然、うまくいかないことだってあります。

Web会議がうまくいかないケースは、大きくわけると、音声のトラブルと、会議の準備・進行のマズさの2種類にわけられると思います。その中でも今日は、リモートワークでの会議がどんなときに失敗するのか、音声のトラブルについて考えてみたいと思います。

『Web会議での音声のトラブル』について

音声の遅延が大きいと、うまく会話のキャッチボールが成り立ちません。まるで一昔前の衛生中継のよう。あんな状態で会議をすると思うと、ちょっとイヤになっちゃいますよね。

音声の遅延だけならまだしも、ハウリングが起きたり音声が途切れたり、ひとたび音声のトラブルが起きてしまうと、会議どころじゃなくなってしまいますね。

どんなにうまく会議をファシリテートできる人だって、音声がマトモに通じないんじゃどうしようもありません。音声トラブルへの対処は、会議テクニックをどうこう語る前に、必ず最初にクリアしないといけない問題ですね。

PCのリソースが不足している

Web会議中は、かなりのCPUリソースを消費します。CPUが足りない状態で通話すると、音声が極端に遅延したり、音声が途切れ途切れになったりで、マトモに通話できません。

PCが古くてCPUが非力過ぎるなら、この際、買い換えることをオススメします。

ただ、サイボウズ社ならともかく、普通の会社は、そう簡単に買い換えられませんよね。せめてWeb会議中には、ビルドとか自動テストとかウイルススキャンとか、CPUをたくさん使う処理を動かさない方が良いです。

安物のスピーカー・マイクを使っている

ヘッドセットは1000円くらいの安物でも充分です。カネ掛けるのはソコじゃないです。むしろ、会議室に置くようなスピーカーとマイクが一体になっている機器を、よく注意して選んだほうが良いです。

安物だとノイズが酷かったり、エコーキャンセラー(相手のスピーカーから出力された自分の音声を、相手のマイクで拾わないようにする)が効いてなかったりします。

エコーキャンセラー : 音響技術と機器開発 用語補足解説

ノイズは論外ですが、エコーキャンセラーが効いてないと、自分の喋った声が少し遅れてイヤホンから聞こえてきます。これ、相当厄介です。自分の声少し遅れて聞こえるのって、かなり気になって、うまく喋れません。

マイクの近くで、ときどき極端に大きな音を出している

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マイクの近くでくしゃみ・咳・物をぶつけたりと、大きな音を出すと、その大きな音量に合わせて、スピーカーの音量レベルが自動的に下がることがあります。

そのせいで、たとえば『通話相手がくしゃみをしてから数秒間、相手の声が急に小さくなる』なんてコトが起きます。

音量の自動調整を止めることもできますけど、面倒だし、そもそも不快なので『マイクの近くで大きな音を立てない、くしゃみや咳をするときはマイクをミュートにする』など、通話相手への気遣いを心掛けましょう。

遅延の大きいネットワーク回線

そもそも、使ってるネットワークの遅延が大きいなら、そのぶん音声も遅延してしまいます。会社のネットワーク環境だと、簡単には改善できないかもしれませんけどね。

けど、あまりにも気になるようなら、すぐに・簡単にできる↓のような対処を試してみてはどうでしょうか。

  • 無線LANを使ってるなら、電波の強いトコロに移動する。
  • スマホでデザリングしてるなら、wifiやbluetoothじゃなくて、USB接続にしてみる。キャリアの電波が強いところに移動する。
  • そもそも無線LANとかスマホのテザリングじゃなくて、有線LANにしてみる。

利便性とのトレードオフですけどね。

遅いWeb会議システムを使ってる

最近はいろんな種類のWeb会議システムがあります。僕は、どのWeb会議システムが遅延が少ないのかわからないですけど、もし会社で導入しようとしてるなら、例えば、appear.inなんかの無償で使えるツールを試してみて、『最低このくらいはクリアしてないと』という基準を持つと良いかもしれませんね。

『音声だけで良い。映像は要らない。』ってなら、この際割り切って、DiscordMumbleのような、遅延が少ないって評判のボイスチャットも良いかも。

仮想デスクトップを使っている

また、最近導入が増えてる(のかな?)仮想デスクトップを利用したWeb会議には要注意です。

音声や映像など、大きなサイズのデータがローカルの端末⇔仮想デスクトップ間で流れるので、通常よりも余計に遅延が発生します。可能なら、ローカルの端末からWeb会議システムを動かしましょう。

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citrixなどのVDI環境のベンダーやWeb会議システムのベンダーが個別に『仮想デスクトップ上からのWeb会議』のソリューションを提供してることがあります。『普通に仮想デスクトップ上のWeb会議システムを使ってる風だけど、音声や映像のデータだけ、自分のローカル端末⇔会議相手の端末間をP2Pで通信』して、仮想デスクトップ環境を経由させないようにしてるみたいです。

https://www.citrix.co.jp/virtualization/skype-for-business.html

僕は使ったことないですけど、気になる人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。あまりお手軽な解決策じゃなさそうですけどね。