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子供が『Youtuberになりたい』と言い出したときに、僕が親として取った行動について

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『パパ、僕、将来Youtuberになりたい。』

先週、いつものように夕食を取っているときに、息子(8歳)が突然言い出しました。

・・・あー、最近ニュースかナニかで見たわ。Youtuberが小学生に大人気だって。将来なりたい職業ランキング上位だって。正直、『世も末だな』とか思ったもん。

息子がゲーム(Minecraft)の実況動画をたくさん見てるのも知ってた・・・というか、一緒に見てたし。いつか言い出すんじゃないか?とも思ってた。

そのとき僕は、特に賛成も反対もしないで『そっか。大変そうだね。』とか、クソつまんねー返事をしました。けど、親としてこのスタンスは大変マズかろうと思ったので、改めて『子供がYoutuberになりたいと言い出したときの、親として取るべき行動』について考え直しましたよ。

この記事では、僕と妻が考えた経緯と取った行動、そして、それによって子供がどう変わったのか、書いてみたいと思います。

(ちなみに、上の画像はフリー素材で、僕の息子じゃありません。)

やったこと

自分の考えを固めよう

正直なトコロ、息子の意見に反対したい気持ちでいっぱいでした。『Youtuberなんてやめとけ』って。普通の親は、大抵そうじゃないかな?

ただ、『まだ小さい子供の言うことだから』とか、『何でも反対する親にはなりたくない』って思ったから、『とりあえず反対も賛成もしない』なんて、消極策を取った訳です。

なぜ『子供がYoutuberになること』が嫌だったんだろう?

・・・ところで、なんで僕は『息子がYoutuberになる』のを嫌がったのでしょう。反対するからには、ちゃんと理由が必要です。てな訳で、いくつか理由を考えてみたんですが、コレといった決定打がありません。

理由1: 『成功する確率が低くて、収入が不安定』

・・・けどね、8歳の子供が、例えば『プロ野球選手になりたい』とか『画家になりたい』って言っても同じように反対したくなる?普通は『じゃあ、野球の練習頑張ろうね』とか『たくさんお絵かきしようね』でしょ?

もしもこの先、進路を決めるような職業選択の最終段階で、この手のリスクにあまりにも無頓着だったら、意見を言ったりアドバイスをするけどね。『本当に覚悟はあるのか?』って。

でも、普通、8歳の子供に対して、それを理由にして反対するかね?

今はまだ、成功の可能性とか、収入の不安定さとか、地味な舞台裏とか、つまらないことは気にしないで、とにかく興味のあるモノに対して貪欲に知識・経験を吸収していって欲しい。

って事で、この理由は却下。超却下。

理由2: 『生産的じゃない・社会に貢献してない』

職業を貶める・批判するときによく登場する理由だと思うけど。

うまく説明できないけど、例えばエンタメに関する仕事を生産的じゃないなどと言うつもりは毛頭無いし、『情報をあつめて、多くの人にとって喜ばれる・価値のあるものに編集して、提供する』という意味で、雑誌やテレビの制作と変わらないのでは?とも思う。(この辺の事情に明るくないので、間違ってたらスミマセン。)

・・・いやいや。そもそも、子供に『生産的で、社会の役に立たつ仕事をして欲しい』なんて思ってないし。テメー何様だよって話。

つまり?

他にも幾つか考えたんだけど、どれも『子供の将来の夢に反対する理由』としては、まるで不十分でした。

つまり、僕は、なんとなくイメージだけで、子供がYoutuberになりたいと言うのを嫌がっていただけで、理由は説明できないって状態だったのです。

失点を取り返えそう

最初に、子供に適当な返事をしちゃったので、もしかしたら『自分の将来の夢に、パパはあまり興味がない』と思われているかもしれません。マイナスからのスタートですね。

まずは、もっと詳しく、息子の話を聞くところから始めました。

本当のニーズを探ろう

なんでYoutuberになりたいと思ったのか、詳しく息子から話を聞きました。

何しろまだ8歳なので、自分の考えを上手に説明できません。自分の言いたいことだけ言って僕の質問にはなかなか答えないし、説明の順番も前後して訳わからんし。

慣れてるけど。会社でも家でも。

そこで、Youtubeに関する要素を細かく細分化して、息子が面白い・興味があることを、雑談しながら特定していくことにしました。例えば、、、

  • ゲームの動画が面白いの?それとも、ヒカキンが面白いの?
  • ゲームの実況と、それ以外の動画はどっちが好き?
  • 話している内容が面白い?話し方が面白い?文字(キャプションのコト)が面白い?
  • 自分でも作ってみたい?どんなのを作ってみたい?
  • 作った動画を学校の友達にも見てほしい?知らない人にも見てほしい?
  • 動画を見てもらったら、どうしてほしい?コメント欲しい?どのくらい欲しい?

などなど。取りとめなく続きます。。。

で、延々と続いた会話の結果、わかったことがありました。

息子は『面白い動画を作る』とか『人気ものになる』ってコトに興味がある訳じゃなくて、『ゲームで遊ぶこと』と『パソコンを駆使していろいろやること』に興味があったのです。毎日大好きなゲームをやって、それをパソコンで操作して、お金が貰えるお仕事・・・だからYoutuberになりたい・・・てな理屈。

決して、『家に引きこもって、半ニートみたいな生活を送って、不労所得で生活したいから。』(←明らかに偏見)なんて理由ではなかったのです。

ここまでわかれば後は簡単です。ゲームは放っといても勝手に遊びまくるのでいいとして、パパとしてはYoutubeをきっかけにしてコンピューターのもろもろを教えてあげることにしました。

知識と経験を与える

今はまだキーボードの操作もままならないので、まずはローマ字表と、フリーのタイピングゲームを与えました。

kids.nifty.com

これから

いきなり動画編集は難しそうなので、ゲーム関係のブログを作らせてみようと思います。こんな感じの。

zombiepigman.moe

どんな記事にするか考えて、画像をキャプチャして、文章を書いて、アクセス履歴を確認して・・・

と、小学校低学年にとって、結構高度な知識・経験が得られるでしょう。これにきっかけにして、HTML/CSS/JavaScriptを入り口にしてプログラムの勉強をしても良いかもしれません。

何なら、無料ブログじゃなくて、レンタルサーバーでもAWSでも借りてWordPressを使っても良いかも。

そのあともモチベーションが続いていたら、一緒に動画編集・Youtubeへの投稿もやってみようと思います。

変わったこと

実は以前、僕のお下がりのPCを息子にあげて、一緒にタイピングゲームをしながらキーボードの操作を教えたことがあるんですよ。でも、そのときは全然集中力が続かなくて、すぐに飽きちゃってました。

今回はナカナカ凄い集中力で、みるみるキーボードを打つのが上達しています。自分の興味に関連付けて勉強すると成果がスゴいってコトでしょうね。

この調子で続いてくれたら、息子のブログや動画を紹介できる日も近いかもしれません。