社内システムの名前を付けるためのネタ帳

* 2017-04-27 追記しました。

情報システム部門で働いていると、大小さまざまなシステムの名前を付ける機会があります。

実はこれが意外と難しい作業で、会議で話題に挙がっても、大の大人が恥ずかしがって活発に意見が出なかったりします。

各自持ち帰りの宿題にして次の会議で決めようとしてもあまり良い案が出揃わなくて、結局多数決で、あまりイケてない名前になってしまったりします。

というわけでこの記事では、システムの名前の付け方とか名前の候補を、あらかじめ用意しておこうと思います。

なお、この記事はネタ帳なので、結論はありません。内容は随時追加します。

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名付けのメリット

当然ですが、名前がないとすごく困りますので、名前を付けるのは必須です。

また良い名前がつけられれば、開発チーム・利用者ともに、そのシステムに対して愛着がわきます。

『システムの名前を付ける』という行為を、開発プロジェクトのイベント感・お祭り感を演出するために利用するのも良いでしょう。いつも真面目な会議じゃ疲れちゃうので。

Webサービスの名前の付け方はおおげさすぎる

Webを検索すると、名前の付け方を紹介する記事がたくさんヒットします。Webサービスの名前の付け方を紹介したものが多いですが、社内システムで同じことをやろうとすると、ちょっと問題があります。

コンシューマ相手のサービスの場合、親しみやすくて、でもインパクトを残せて、SEO的に問題がない というような名前を付ける必要があるでしょう。

www.lancers.jp

社内システムとは名前に求めるものが違うので、このような名前の付け方をやってしまうと、付けた名前が独特で大げさすぎるものになりがちです。社内システムの場合は、このまま真似するのではなく、ちょっとだけ工夫したほうが良さそうです。

アンチパターン

とはいえ、センスの無い面々が集まって頭を捻っても、『時間がもったいないから、無難な名前を付けよう』という方向に向かいがちです。

特に↓ような名前は、何かと問題があります。

問題があることがわかってても、このような名前にしてしまうようなケースもあります。せっかく苦労して作っているシステムなので、もう少し愛着の持てる名前を付けたいものです。

●●管理システム

問い合わせ管理システム とか。●● には、そのシステムで扱う主要なエンティティが入ります。

・・・ダサいというだけでなく、そのシステムが拡張されて●●以外も扱うときに、名前が実態を表さなくなることがあります。

また、"●●"があまりにも大きい範囲を示していたり、社内的に意味が曖昧だったり、社外で通用しない(世間と違う意味で使ってる)ようなケースもあるかと思います。

特に"世間と違う意味で使っている言葉"は、転職組には大いに不評だったりします。

新●●システム

いつか、そのシステムが"新"じゃなくなったときに・・・。

部門名が名前の一部に付いたシステム

いつか、その部門の名前が変わったときに・・・。

英単語3-5文字くらいの造語

社名の1文字目の子音と、あとは"早い"とか"新しい"とか"希望"みたいな英単語の組み合わせの造語をシステムの名前にすることもあると思います。その会社の基幹システムなんかで多いパターンですね。

コレはコレでアリのような気もしますが、小~中規模なシステムだとちょっと大げさすぎます。

名前を付けるのが遅すぎる

リリース直前で名前を付けたけど、プロジェクトのメンバーに浸透せずに、いつまでもプロジェクト名でシステムを呼ぶようなこともあります。

これが影響して、利用者もプロジェクト名で呼んじゃったり。。。

でも、ロゴとかマニュアルは浸透していない名前が付いてて・・・みたいなパターンは、できれば避けたいものです。

じゃあ、どうしよう?

ほどよく愛着が持てて、大げさすぎない、長く使える名前にしたいものです。どのくらい砕けた言葉が許されるかは、社風によるでしょうか。

宿題にしないで、会議の中で議論・決定する。

『宿題にして名前の候補を集めて、後日会議で多数決』ではなく、みんなが納得感・愛着を持てるように、宿題にしないでその場で議論し、その場で決めるようにしてます。

パターン1:特徴を示すキーワードを組み合わせたり崩したり

  1. そのシステムの特徴や扱うデータ・期待すること・目的を表す単語をたくさん出します。お遊びが許されるなら、担当者の好きな食べ物・ペットの名前のような、システムと全く関係ないものでも可です。
  2. それらの単語から2つ選んで、組み合わせます。
  3. ↑を崩します。(平仮名にしたりカタカナにしたり、濁点を付けたり、省略したり、アルファベットにしたり、語尾を–yとか–erとかにしたり。)
  4. ↑を幾つか作って、その中からみんながどれが好きか、意見を言い合ったり、更に崩したりします。
  5. 意見が集約されてきたっぽい雰囲気になったら、多数決で決めます。

この方法は、会議のメンバーの納得感・自分たちが決めた感があるので、愛着が湧きやすいです。ただし、出席してるメンバーのマインドとか、ファシリテーターの腕次第では、グダグダになってしまうこともあるので注意が必要です。

パターン2:自然物や地名など、バリエーションが多いモノの名前を拝借する

パターン 備考・注意点
樹木 ヒノキ, ヒイラギ, シラカバ 清潔感ある。木のイメージから意味を持たせやすいかも。
ウメ・サクラ, コスモス, ヒマワリ 可愛らしすぎるかも。気象衛星を連想させるかも。
うまい棒 メンタイ, ヤサイ 昔の2ch風。知ってる人は知ってるので、使い所に注意。
都市 ニューヨーク, パリ・ワシントン 会議室に都市名付ける会社もあるけど、気取りすぎ?アジア・アフリカか、欧米でもマイナー都市の方が良いかも。
宝石 Ruby, Perl 開発チームが別のモノを連想しないような宝石で。
タロットカード Fool, Magisian, Empress Fool以外で。Foolはマズいでしょ。。。
ギリシャ神話の神様 ガイア, ゼウス, アレス, ヘスティア 有名どころを避ければいい感じかも。

この方法だと、1度決めたら、2コ目以降を決めるのがとてもラクです。ただし、名前と意味が一致しないので、短期間に増えすぎると、何が何のシステムのコトが混乱することもあります。

まとめ

ネタ帳なので、まとめも何もないのですが、もっと持ちネタを増やしたいですね。。。