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(第1回 / 全3回)超高速開発ツール”Wagby”でサンプルアプリを開発してみる:準備編

最近、いろいろなメディアで"超高速開発ツール"についての特集が組まれていることが多いようです。

itpro.nikkeibp.co.jp

超高速開発ツールはWebアプリケーションに革新をもたらすか!? | IT Leadersit.impressbm.co.jp

こういった記事では、"超高速開発ツール"というカテゴリについての解説や生産性の高さ、導入事例の紹介などの記事が多いようですが、実際にツールを使ってWebアプリケーションを開発してみる というような記事は、私が調べたところ、かなり少ないように思いました。

導入を検討しているシステム部員の方にとっては、実際のところはどう操作してどう使えるのかが、こういった記事ではわかりづらいし、提案を持ってきたベンダーの話を100%鵜呑みにする訳にはいかないし、かと言って自分で試用版をダウンロードしてやってみようにも、公式サイトにあるマニュアルチュートリアルの分量はかなり多いし・・・と、困ってしまうこともあるかと思います。

というわけで今回は、超高速開発ツールの"Wagby“を使って、ごくごくシンプルなサンプルアプリケーションを作ってみる手順をご紹介したいと思います。

Wagbyってどんなツール?

Wagby (ワグビィ) は Web ベースのエンタープライズアプリケーションをノンプログラミングで超高速に開発するツールです。設計情報から業務ルール、画面、データベーススキーマなど、すべてを自動生成します。

詳細設計から単体テストまでの工数を大幅に削減することに加え、実際に動作するシステムを使ってレビューすることで、要件の修正もすぐに反映できるようになります。(https://wagby.com/index.html より抜粋)

超高速開発ツールと言っても、その守備範囲は製品によって様々です。Wagbyはその中でも特に、Webアプリケーションの詳細設計から単体テストの領域を『超高速開発』することを得意とするツールとして、開発元のジャスミンソフト社では定義しているようです。

準備する

インストールガイドを確認しながら、開発環境を準備します。

開発用のPC

今回、次のようなPCを使いました。

  • OS: Windows10 Home 64bit
  • CPU: Core i5-3317U(1.70GHz)
  • メモリ: 8GB
  • SSD: 40GB + HDD 300GB

推奨スペックは満たしているようです。SSDの容量は心許ないですが、ビルドするする時の速さが段違いなので、WagbyはSSDにインストールします。

Javaをインストールする

JDK

JDKをダウンロードします。JREと間違えないように注意です。以下のURLからJDKの最新版をダウンロードしてインストーラを起動。[次へ]ボタンをポチポチ押してインストールします。

このときインストールしたバージョンは[1.8.0.121]でした。

環境変数

環境変数を設定します。([JAVA_HOME]&[Path])

コンソールから、javaとjavacにパスが通っているか確認します。間違ってjreをインストールしてると、javacがないよ 的なメッセージが表示されると思います。

Wagbyをインストールする

トライアルキットが無料でダウンロードできます。有効期間が1年・設定できる項目数が50まで・・・ など、いくつかの制約がありますが、試してみる分には十分でしょう。

インストーラ形式とZIPファイル形式のものがダウンロードできるようです。今回はZIPファイル形式のものを使います。2017-03-10時点の最新版のバージョンは[7.10.2]でした。

ダウンロードしたら、ファイルを任意のフォルダに展開します。(今回は、SSDのドライブに展開しました。)

WagbyDesignerが起動できることを確認する

展開先の[wagbydesigner\bin\startup.bat]を実行すると、コンソールが起動します。

しばらく待ってからブラウザを起動して、以下のURLにアクセスすると、wagby designerのログイン画面が表示されます。

http://localhost:8920/wagbydesigner/wagbydesigner.html

以上、割とかんたんに、開発環境の準備ができました。非エンジニアの方が扱うときには、JAVAのパスのあたりで躓きがちかもしれません。

今回はここまでとして、次回からは実際にアプリケーションを作ってみます。